住宅ローン返済とは
住宅ローンを検討する際に重要なのは、毎月の返済額をいくらに設定するのかということだと思います。月収の税込みの額面を元に毎月の返済額を考えるのか、実際の手取りで考えるのか悩むところかもしれません。
今までは、税込みの額面を元に毎月の住宅ローンの返済額を考えるのが一般的であり、金融機関の条件として、税込年収に占める年間元利金返済額の割合が用いられてきました。しかし、最近では月収の手取り額を元に住宅ローンの返済額を考えるほうが良いとされているようです。
所得税の定率減税廃止や社会保険料の増加によって、収入の手取り額は減少傾向にあります。つまり、税込み年収は以前と変わっていなくても、年収の手取り金額は確実に減少することになるのです。
こういったことから、住宅ローンの返済について検討する際には、収入の手取り額を元にするという傾向が増えているのです。
ボーナス返済比率
住宅ローンの返済として、ボーナス返済を併用することができると耳にされたこともあると思います。では、ボーナス返済の金額は借入額の何割までに設定すればよいのかはご存知でしょうか。
住宅ローンのボーナス返済比率は、各金融機関が設けた制約があるので一概にはいえないのが事実なのですが、主な機関のボーナス返済比率を調べてみましょう。
住宅金融公庫融資のボーナス返済比率は、借入金の40%(50万円単位)までだそうです。一方、民間金融機関のボーナス返済比率は、借入金の50%までが一般的とされています。住宅ローンの返済として、ボーナス返済ばかりをあてにするのは、いささか早いようです。民間企業のボーナスは、業績などにより簡単に変動するからです。
経済の悪化によって、場合によってはボーナス無しということも現代ではよく聞かれます。住宅ローンの返済にボーナス返済を併用する際には、いざというときのことも考え、ボーナス返済比率を決めることが重要といえるでしょう。
15年で住宅ローンを返済するには
具体的に住宅ローンの返済プランを考えるために、住宅ローンを15年で返済すると設定した場合の計算方法を挙げてみます。
住宅ローンの返済期間は15年で金利は全期間固定型で2.8%、元利金等返済、ボーナス返済なし、借入金は2,500万円の場合をシミュレーションしてみましょう。
毎月の住宅ローンの返済額は約17万円で利息総額が約562円と計算されます。また、頭金を1,000万円用意したと考えると、住宅ローンの借入金は1,500万円になるので毎月の住宅ローンの返済額は約10.2万円となり、利息は約337円となります。
頭金を多く準備すれば、その分住宅ローンの借入金額が少なくなります。すると、たとえ15年の返済期間だとしても毎月の返済金額と利息をかなり減らすことができ、その結果住宅ローンの返済負担を軽くすることができるのです。
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